大学2年生になり、そろそろ国家公務員試験準備のためのダブルスクールに申し込もうかなと思っていた頃。
同じ授業を選択していた一つ上の先輩が有名なダブルスクールに通っていたので、いろいろ教えてもらおうと休み時間などによく話をしていました。
その彼がある日「今度僕の友達の家で一緒に食事しない?」と誘ってくれたんです。
私は何にも考えずに二つ返事で了解したんですが、翌日仲の良い友達に話すと
「絶対怪しい!行くのやめなよ!」
と止められました。
私の友達にはその先輩が遊び人風に映ってたみたいで、男の人がいっぱい来る飲み会を想像したようでした。
ところが、その後先輩に会った時に
「今度食事に行く家の友達はさ、クリスチャンだから食事の時にお祈りしたり、一緒に聖書も読んだりするんだよ。」
と言われ、飲み会説は崩れましたw
でも、もしこの話を友達にしたら今度は
「それは宗教だ!怪しい!」
と言われそうだったので、友達には黙って行くことにしました。
私は無宗教ではありましたが、小さい時から長い間神様の存在を信じていたので、信仰者に対して悪いイメージはありませんでした。
むしろ周りに神様を信じてる人がいなくてだんだん神様を信じなくなった私にとっては、大人になっても神様を信じてる人というのがむしろ新鮮でした。
かくして私は、その先輩に連れられてお友達の家に遊びに行ったのでした。
お友達は女性3人でルームシェアをしていて、その夜は他にも数人の人が遊びに来ていました。
みんなで料理をして、一人が代表でお祈りして、家族のように一緒に夕飯を食べました。
いわゆる「宗教っぽさ」は全然なく、初対面なのにすぐに打ち解けられたし、みんながすごく面白いのでお腹がよじれるほど笑いました。
初めて会ったのに、ずっと前から知り合いだったような、これからもずっとこの人たちと仲良くしたいと思うような、そんな素敵な人たちでした。
教会に通うまでの人生⑦-聖書との出会いにつづく。。。